鹿児島市の年の瀬の風景を求めて朝市をまち歩き。

鹿児島市の年の瀬に朝市をまち歩き。

 

年の瀬の風景を肌で感じようと、
今年最後のまち歩きに出かけました。

 

そこで鹿児島市内にある二つの市場
しめ縄を売る場所を歩いてきました。

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鹿児島の昔からの市場。

 

JR鹿児島中央駅前にある、
バスセンターの裏周辺で、
駅前朝市がたちます。

 

それともう一つ、
桜島桟橋のそばに、
滑川(なめかわ)市場があります。

 

また、JR鹿児島中央駅のそばに、
中州通りがあります。
その通りの脇でしめ縄が売られます。

 

このしめ縄売りは、
鹿児島の年の瀬の、
風物詩にもなっています。

 

 

以前は西駅だった頃からの朝市です。

JR鹿児島中央駅の前には朝市が立つ。

 

 

しめ縄売りと滑川市場は今年まで。

 

実は、
しめ縄売りと滑川市場は、
今年でなくなってしまうのです。

 

なぜかって、
それは「時代の流れ」です。
次第にしめ縄を買わなくなりました。

 

また、買い物は、
市場よりも便利なスーパーに、
行くようになりました。

 

滑川市場の閉鎖には、
高齢化と後継者不足にも、
原因があるようです。

 

 

それでもお正月の買い物で賑わいます。

 

 

鹿児島の景色を残したい。

 

駅前の朝市についても、
時代の流れが現れています。

 

こちらの朝市の規模も、
年々減少しています。

 

これらの市場の風景を、
残しておかなくちゃと、
思いながら歩いてきました。

 

年の瀬の朝市はにぎやかでした。

 

それでも、やはり年の瀬は、
正月用品を求めて、
多くのお客様でにぎわっていました。

 

朝市で売られるのは、
正月飾りの花木や、
野菜、果物、それに鮮魚です。

 

それに、
道路脇では道売りのおばさんが、
近郊の自宅で採れた、
野菜や花木を売っていますよ。

 

 

朝市の道端でも正月花が売られます。

 

 

 

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鹿児島の野菜が売られます。

 

朝市では、
鹿児島近郊で採れた、
野菜が並びます。

 

お正月の料理に使う、
様々な野菜はもちろん、
サツマイモもありました。

 

種子島特産の、
安納芋(あんのういも)は、
甘みが強く、焼き芋が美味い。

 

 

種子島の安納芋は特に甘いのです。

 

 

近海の魚もさばきます。

 

正月料理では魚は外せません。
錦江湾や近海で獲れた、
鮮魚も売られています。

 

道路には、
魚の特設売り場が設けられ、
威勢のある声が飛び交います。

 

 

道に設けられた鮮魚の売り場。

 

 

店舗の中には、
さらに多くの種類の魚。
カンパチや私の好きなナマコまで。

 

 

ナマコが好きって変ですかね。

 

 

いつも思うのですが、
最初にこのナマコを食べた人って、
勇気がありますよね。

 

 

屋久島近海の首折れサバは人気。

 

 

屋久島で獲れる、
首折れサバは人気です。
料理屋でもすぐに売れてしまいます。

 

 

好きな魚をさばいてくれます。

 

 

お店では魚をさばいてくれます。
お目当ての魚を求める、
多くのお客様でいっぱいです。

 

道売りでは桜島小みかん。

 

果物では、
鹿児島らしいものが、
売られていました。

 

桜島小みかんが、
道売りの台に並んでいます。

 

 

ギネス認定の桜島小みかん。

 

 

この桜島小みかんは、
世界一小さいミカンとして、
ギネスブックに認定されているのですよ。

 

 

 

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道売りのおばちゃんも頑張ります。

 

朝市では店舗だけなく、
道の脇にゴザをひいて、
野菜や花を売っています。

 

 

昔から道端で花や野菜を売っています。

 

 

もともと朝市は、
近郊の指宿などから、
野菜や花をJR指宿線を使って、
運んでいたのです。

 

そのために、
駅前にあった道端を、
野菜の売り場にしていたのです。

 

中州通りに行きました。

 

朝市があるJR中央駅前から、
車で5分程走ると、
中州通りに出ます。

 

交通量の多い道ですが、
その道路脇のスペースに、
しめ縄売りの露店がたちます。

 

 

道路脇でしめ縄を売っています。

 

 

このしめ縄売りも、
今年で見納めです。
道路の拡張工事に伴い、
売場のスペースがなくなるからです。

 

しめ縄を飾らなくなりました。

 

また以前に比べると、
しめ縄が売れなくなりました。

 

以前は、
各家庭の玄関や、
自家用車の前方には、
しめ縄が飾られるものでした。

 

お正月や祝日に、
各家庭で国旗を立てなくなった頃と、
時期を合わせるように、
しめ縄も飾らなくなりました。

 

そのために、
10以上もあった露店も、
今では、2店舗だけになりました。

 

 

しめ縄は家庭では飾らなくなった。

 

 

しめ縄や門松にしろ、
日本の伝統的なものが、
少しずつなくなっていくようです。

 

 

 

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滑川市場も今年まで。

 

桜島桟橋の近くにも、
滑川(なめかわ)市場がたちます。
ここも今年で閉めてしまいます。

 

以前の滑川市場も、
戦後の闇市から始まり、
長い間、鹿児島の台所でした。

 

 

滑川市場は庶民の台所でした。

 

 

そして市場の近くには、
大きなスーパーが出来ました。
また市場の方の高齢化もあります。

 

それに合わせて、
市場をやめる人も出てきました。
そしてとうとう今年で、
滑川市場を閉めることになりました。

 

 

残念ながら閉めることになりました。

 

 

ここでも、
また鹿児島の風物詩が、
消えていきます。

 

何だか寂しいですよね。
これも時代の流れだから、
仕方がないのでしょうかね。

 

年の瀬の風景を紹介。

 

鹿児島の年の瀬の、
風景を求めて、
まちを歩いてきました。

 

駅前の朝市や、
中州通りのしめ縄売り、
滑川市場の様子を紹介しました。

 

今年で消える風景もあり、
今日のまち歩きで、
紹介できて良かったな。

 

 

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