錦江湾の久津輪崎海岸にあった七ツ島の跡を訪ねました。

錦江湾の久津輪崎海岸にあった七ツ島の跡

 

 

昔あって今は無い七ツ島の碑を見つけました。

 

 

鹿児島市の、
七ツ島サンライフプールがあるのは、
七ツ島1丁目という地名の場所です。

 

この七ツ島とは、
この地に昔あった七ツの島から
名付けられた地名なのです。

 

今は陸地となっていますが、
七ツ島があった場所に記念碑があると、
聞きましたので行ってみました。

 

【投稿日 令和3年6月9日】

スポンサードリンク

 

七ツ島のあった場所

 

鹿児島市街地から、
県道217号線(通称を産業道路)を、
交通安全教育センターまで南に進みます。

 

交通安全教育センターの信号から、
三つ目の信号手前の道路脇に、
七ツ島の案内看板がありました。

 

産業道路脇にある、
駐車スペースに車を停めました。
交通量が多い場所なので見落としそうでした。

 

 

七ツ島跡の案内板を見つけました。

 

 

父島だけが残されていました。

 

七ツ島の跡地には、
解説をしている看板の横には、
壁で囲まれた岩山がありました。

 

この岩山は七つ島があった内で、
一番大きかった父島とのことです。
この父島だけが残されているのです。

 

 

一番大きかった父島だけが残されました。

 

 

この地は、昭和54年までに埋立てられ、
風光明媚だった七ツ島の海岸線は無くなり、
工業団地の場所と化しているのです。

 

案内板にあった当時の写真と、
この展示物のようになった父島が、
ここが海だったことを教えてくれます。

 

 

当時の写真には七ツ島と海岸があります。

 

 

海側にある岸壁に停車しました。

 

七ツ島跡の案内板の前にある、
駐車スペースは停車するだけで、
見学者専用の駐車場ではありませんでした。

 

父島をゆっくり見たかったので、
父島ごしに後ろに見える岸壁の方に、
車を停めることにしました。

 

産業道路の次の信号を左折して、
鹿児島荷役海陸運輸さんの先を左折して
岸壁沿いに父島の後ろに回ってきました。

 

 

父島跡が見える岸壁側に停めました。

 

 

父島の顕彰碑がありました。

 

後ろ側に回ると植え込みがあり、
そこには顕彰碑が建っていました。
父島を残すために尽力された方の碑でした。

 

 

父島を残す事に尽力された方の顕彰碑

 

 

おそらく顕彰碑が建てられた頃は、
おそらく父島や植え込みも、
きれいに整備されていたのでしょうね。

 

今は父島の周りには草がしげり、
きれいに管理されているとは、
ちよっと言い難い感じで残念でした。

 

 

父島は草で覆われた島になっていました。

 

 

父島に登ってみました。

 

父島を囲むように壁が作られ、
小高い山のような展示物になっています。

 

壁と父島の間には、
海水はなく代わりに草の海があります。
草の海を踏みながら一周してみました。

 

 

父島の周りのは草の海になっていました。

 

 

すると島の頂上につながる、
階段がありましたので登ってみました。

 

 

父島の上に登る階段がありました。

 

 

父島には祠がありました。

 

父島の上は平たくなっていました。
奥には祠らしきものが見えます。

 

七ツ島大明神と書いてあります。
島の神様なので、海や恵みや、
船の運航の安全を祈願したと思います。

 

 

七ツ島大明神に船で渡り祈願しました。

 

 

例祭の日には船で父島に渡り
この祠の前で神事を行ったそうです。

 

 

 

スポンサードリンク

 

 

 

父島からの眺め

 

父島から周りを見渡すと、
産業道路を多くの車が行き交います。
昔はここも海だったのですね。

 

 

父島の下には産業道路があります。

 

 

錦江湾の方に目をやると、
遠くに鹿児島のシンボル桜島が見えます。

 

手前には、
埋め立てで出来た工業団地の、
岸壁が続いています。

 

 

父島の海側には工業団地と桜島が見えます。

 

 

父島の岩場には自然の造形。

 

父島の下にはトンネルがあります。
長い間、波に洗われて出来たのでしょう。

 

自然が作った造形なのでしょうが、
今は打ち寄せる波も無く、
ただトンネルがあるだけです。

 

 

自然の波が作ったトンネルがありました。

 

 

やはり海にあってこその、
自然の造形なのだと思いました。
父島を残してくれた方には申し訳ない

 

 

七ツ島跡に行ってきました。

 

以前、久津輪崎海岸にあった、
七ツ島の跡地に行ってきました。

 

七ツ島の父島を観光スポットと呼ぶには、
少し気がひけますが、昔の姿を知る方には、
思い出スポットになりますよね。

 

また鹿児島の歴史や、
錦江湾の変化に興味のある方には、
穴場スポットと呼んでも良いかも

 

 

父島は見学者も無く穴場スポットでした。

 

 

ただ願わくば、
見学者用の駐車場を作り、
草を刈ってもらうと有難いのですが。

 

それでも場所を探していた私には、
七ツ島跡の碑や父島を見つけて、
やっと落着くことができました。

 

穴場スポットといえば、
そばの小松原町にある小松原公園も、
埋立てられて残った松林が見事です。

 

小松原公園は街中に残された松林の公園

 

小松原公園はかごしま自然百選です

 

鹿児島県内の人気記事はこちら

 

洗川あじさい園は50種5000株が無料です

 

洗川あじさい園です。

 

七ツ島跡地の碑と父島
鹿児島県鹿児島市七ツ島1丁目57

 

 

 

 

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

 

 

 

 

スポンサードリンク

 

 

スポンサードリンク

 

 

かごしまのその他の、

観光情報サイトはこちらから。

鹿児島ご朱印ボーイ
鹿児島、他の神社仏閣の御朱印を紹介。

鹿児島ご朱印ボーイ 南九州寺社巡り

鹿児島の歩き方
鹿児島県内の観光ガイド情報です。

鹿児島の歩き方  観光ガイド情報

かごしまの路面電車
鹿児島市の路面電車の情報です。

鹿児島市の路面電車 かごしま街案内

スポンサードリンク