三社参りは薩摩藩の習慣。
鹿児島には、藩政時代に
三社参り(さんじゃまいり)
という風習がありました。
年始のあいさつには
島津家の当主自ら
この三つの神社を回ったそうです。
ここでは
三社参りについて
神社とともに紹介します。
鹿児島三社参りとは
鹿児島三社参りとは、
鹿児島市内にある、
三つの神社にお参りすることです。
郡元町の一之宮神社
草牟田町の鹿児島神社
そして川上町の川上天満宮です。
島津氏の始祖である、
島津忠久が正月に、
参拝したのが始まりと言われます。
一の宮神社には最初に参拝。
一之宮(いちのみや)神社は、
島津氏の崇敬が、
特に厚い神社でした。
代々新年の参拝では、
島津家当主自ら一番最初に、
参拝したと言われています。
今では、住宅地になりましたが、
境内には、大きな樹木が茂る、
歴史を感じる神社です。
三社参りで最初に参った一之宮神社。
鹿児島神社は二ノ宮神社。
次は、草牟田にある、
鹿児島神社
(かごしまじんじゃ)です。
二ノ宮神社の鹿児島神社。
鹿児島神社は、
二ノ宮神社と言われていました。
島津家では家督を相続すると、
まず当神社に参詣するのが、
恒例であったそうですよ。
川上天満宮は三ノ宮神社。
川上天満宮
(かわかみてんまんぐう)は、
三ノ宮神社です。
菅原道真公が、
御祭神ということですが、
詳しことは分かっていません。
川上天満宮は城下より遠い。
(鹿児島市川上町834)
川上天満宮だけが、
市街地から離れていて、
宮司さんもいません。
現在は、近隣の方が、
時々お参りにくる程度です。
でも薩摩藩時代には、
賑わっていたそうですよ。
川上天満宮だけが、ひっそりと鎮座。
五社参りは今でも行います。
鹿児島三社参りで、
三社を一緒にお参りする風習は、
現在はもう残っていません。
代わりに残っているものが、
鹿児島五社参りです。
鹿児島(上町)五社参り
三社は、今もありますので、
興味のある方は、
三社参りをしてみてはいかが。
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