鹿児島市の鶴丸城(鹿児島城)に復元された御楼門は国内最大級の城門です。

鹿児島市の鶴丸城の御楼門が復元された。

 

待ちに待った城門が完成しました。
鶴丸城の御楼門(ごろうもん)です。

 

鶴丸城跡地の黎明館前の石垣に、
ありし頃のままに復元されました。

 

鶴丸城の御楼門が復元されました。

 

 

この度、完成したとのことで、
さっそく御楼門を見てきました。

 

【投稿日 令和2年4月18日】

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御楼門が復元された場所

 

御楼門が復元されたのは、
鹿児島市の黎明館(れいめいかん)の、
正面玄関の石垣の間です。

 

黎明館は鶴丸城の本丸跡地に、
建てられた鹿児島の歴史資料館です。
正面玄関には石垣が残っています。

 

その石垣の間に、
当時のままの姿で復元されました。

 

 

鶴丸城(鹿児島城)の本丸跡地に黎明館が建てられました。

 

 

黎明館の駐車場に停めました。

 

復元完成のニュースを聞いて、
さっそく見学に行ってきました。

 

車でお越しの方は、
県立図書館の横から入る、
黎明館の駐車場に停めて下さいね。

 

御楼門を見学の旨を伝えると、
誘導係りの方から渡される駐車券に、
黎明館受付で駐車印を頂きます。

 

 

黎明館の駐車場は125台分です。

 

 

黎明館側から御楼門を眺めます。

 

黎明館の入口に近づくと、
御楼門の屋根が見えてきました。
櫓(やぐら)と屋根が高いです。

 

 

黎明館の入口に御楼門が見えてきました。

 

 

御楼門の高さと幅は、
ともにおよそ20メートルで、
国内で最大級の城門とのことです。

 

 

御楼門は国内最大級の城門です。

 

 

御楼門のバックに桜島が見えます。
島津のお殿様もこの景色を、
ご覧になっていたのでしょうね。

 

 

鹿児島のシンボル・桜島と御楼門です。

 

 

新しいベンチにも島津家家紋。

 

黎明館側から、
御楼門を眺める場所には、
新たに木のベンチが置かれています。

 

 

御楼門にベンチが新設されました。

 

 

ベンチには島津家の家紋である、
丸に十の字が彫られています。
なかなかシャレた演出ですね。

 

おそらく家紋入りのベンチは、
ここだけじゃないかなと思います。

 

 

島津家の家紋入りのベンチです。

 

 

鶴丸城の石垣を降りてみます。

 

御楼門の全景を見るために、
鶴丸城の石垣を降りてみます。

 

 

鶴丸城の石垣を降りてみますね。

 

 

ここにも島津家家紋の旗が、
たなびいていました。

 

降りていくと、
御楼門の全景が見えてきました。
デカイ見上げるような御楼門です。

 

 

御楼門の全景を見上げました。

 

 

御楼門はとても重厚な扉です。

 

木の扉はとても重厚な造りです。
鉄の金具が貼り付けられて、
城を守る文字通り、鉄壁の扉です。

 

 

御楼門の丈夫な扉です。

 

 

忠実に復元したとのことで、
御楼門があった当時も、
この扉で敵を迎えたのでしょうね。

 

大きな丸太を外からぶつけて、
扉を破ろうとする映画のシーン
ふと、思い出してしまいました。

 

 

映画のシーンを想像させる扉です。

 

 

薩摩は外城制度をとっていた。

 

でも御楼門で戦に対処したことは、
あまりなかったのではないでしょうか。
それは外城(とじょう)制度があったから。

 

薩摩では人は城なりと云われる、
この外城制度による、
強固な防護体制が敷かれました。

 

 

薩摩の外城制度の解説板です。

 

 

薩摩の外城制度とは、
領内110程の麓(ふもと)という、
武士集落で防備にあたらせました。

 

肥後(熊本)との境界にあった、
出水(いずみ)麓の武家屋敷です。

 

薩摩で最大規模は出水にあった麓です。

 

御楼門の前にはお堀があります。

 

鶴丸城の表にはお堀があり、
お堀にかかる石橋から
御楼門を見上げることができます。

 

 

鶴丸城の堀にかかる石橋と御楼門です。

 

 

ここには鶴丸城の石碑が建っています。
この位置からみる御楼門は、
威風堂々としていますよ。

 

 

鶴丸城の城址碑からの御楼門。

 

 

 

 

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石垣に残る西南戦争の跡。

 

鶴丸城の石垣には、
西南戦争の砲弾の跡が、
無数に残っています。

 

 

石垣には西南戦争の砲弾跡が残ります。

 

 

西郷隆盛が率いる薩摩軍への、
政府軍の砲弾の跡なのです。

 

 

西南戦争の激しさを語ってくれます。

 

 

以前の御楼門は明治6年に火事で、
消失しましたので明治10年の、
西南戦争の時はありませんでした。

 

消失してから147年ぶりに、
御楼門が復元されたわけです。

 

その真新しい御楼門の石垣に、
鹿児島の悲しい歴史の跡が、
刻まれているのです。

 

 

鹿児島市にある西郷隆盛どんの、
ゆかりの地はこちらからどうぞ。

 

西郷どん(西郷隆盛)の足跡を訪ねる。

 

 

御楼門の上は御角櫓です。

 

御楼門は2階建てになっていて、
門の左右にある階段から、
2階に登れる構造になっています。

 

 

2階部分は御角櫓になっています。

 

 

二階の御角櫓(おすみやぐら)から、
敵を攻撃できるようになっています。

 

御角櫓は城の角に設けた櫓で、
見張り台や武器倉庫がありました。

 

現在は残念ながら、
階段は登れないようになっています。

 

 

階段はありますが立入禁止でした。

 

 

しかしそのうちに2階の櫓も
見学できるようになると思います。
いや、是非そうして欲しいですね。

 

シャチホコと鬼瓦のレプリカがありました。

 

黎明館の入り口には、
屋根に取り付けられたシャチホコと、
鬼瓦のレプリカが展示されています。

 

 

同じサイズのシャチホコを展示。

 

 

屋根には本物のシャチホコがあります。

 

 

 

鬼瓦のレプリカもありました。

 

 

鬼瓦は魔除けになります。

 

 

また壁の構造が、
見えるようにした展示物があり、
何層にも塗られたことがわかります。

 

 

壁の構造が良く分かりますよ。

 

 

御楼門を見学したら、
こちらも見て下さいね。

 

観光名所になると思います。

 

鹿児島の観光名所の一つに、
島津家の別邸・仙巌園があります。

 

島津氏の居城・鶴丸城に、
復元された御楼門も鹿児島観光の、
新名所になると思いますよ。

 

あなたも鹿児島に見えたら、
ぜひ、この鶴丸城の御楼門にも、
お立ち寄り下さいね。

 

なお仙巌園(せんがんえん)は、
鹿児島の世界文化遺産の一つです。
詳しくはこちらからどうぞ。

 

世界文化遺産に登録、鹿児島の遺産群。

 

御楼門(ごろうもん)
鹿児島県鹿児島市城山町7番2号
電話 099−225−5100(黎明館)
時間 9:00〜18:00(黎明館)
   時間内はいつでも見学できます
料金 御楼門・鶴丸城址は無料
駐車 125台(無料)
JR鹿児島中央駅より車で10分
市電「市役所前」・バス「市役所前」下車徒歩5分
カゴシマシティビュー「薩摩義士碑前」下車すぐ

 

 

 

 

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