水中神事(水神祭)は元旦の磯浜で行います。
鹿児島市の磯浜に、
初日の出を拝みにきています。
集まった方の中には初泳ぎの方も。
初泳ぎの前に行われる、
水中神事(水神祭)を紹介します。
鹿児島のまち歩きは磯浜から始まる。
鹿児島のまち歩きは、
今年も磯海水浴場から始まります。
毎年恒例になった、
桜島からの初日の出の参拝。
磯浜は元旦の朝から多くの人出です。
今年も元旦の朝は磯海水浴場にいます。
元旦の朝は磯海岸に集合。
鹿児島市の前には、
錦江湾が静かに横たわります。
そこに浮かぶのが桜島です。
この桜島から登る、
初日の出を見ようと、
多くの人が浜辺に駆けつけます。
磯海水浴場から見ると、
ちょうど、桜島の上から、
初日の出がみえるのです。
磯浜には多くの方が集まってきます。
初日の出以外にも目的が。
でも中には、
初日の出以外の、
目的の方々も集まります。
それは、
初泳ぎのために集まった、
高校大学の若者達です。
若者たちは初泳ぎに来ました。
初泳ぎの前に、
海の安全を祈願した、
水中神事(水神祭)が行われました。
水中神事(水神祭)とは。
神事の様子を紹介します。
水中神事を行うのは、
神統流保存会の方々です。
この保存会の方々が、
毎年の元旦の朝に、
初日の出とともに行います。
水神様に、
今年1年の水と海の安全を祈願する、
水中神事を行うのです。
神統流(しんとうりゅう)の水中神事です。
薩摩に伝わる神統流。
神統流(しんとうりゅう)とは、
薩摩藩に伝わる、
武術としての古式泳法です。
薩摩藩は、
水中で戦闘を重視し、
古式泳法の神統流を奨励しました。
西郷隆盛らが学んだ郷中教育でも、
加治屋町の甲突川での、
泳ぎの練習に励んだそうです。
泳ぎながら弓を引いたりもします。
水中神事の様子です。
まず2本の笹竹に、
紙垂(かみしで)のしめ縄をつけて、
静かに海に入ります。
海に入ると、
まずは、祓串(はらえぐし)で、
お祓いをします。
その後は、
水神様にお酒やお米をささげて、
水と海の安全を祈願するのです。
海の中で水神様に祈願する神事です。
様子を動画に撮りました。
水中神事の様子を、
動画に撮ってみました。
良かったらご覧くださいね。
平成最後の水中神事でした。
今年も磯海水浴場で、
初泳ぎの前に行われる、
神統流の水中神事を見てきました。
あいにくと、
本来の目的の初日の出は、
今年はおがめませんでした。
桜島の初日は拝めませんでした。
しかし今年は五月で年号が変わる、
新しい時代を迎えます。
初日の出の代わりに、
平成最後の水中神事を見て、
素晴らしい年になるように、
水神様にお願いをしました。
磯海水浴場
鹿児島市吉野町9684-2
駐車場 有り
仙巌園(磯庭園)より徒歩3分
JR鹿児島中央駅より車で約25分
夏場(7月上旬〜8月31日)は、
海水浴客で賑わいますよ。
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