鹿児島市仙巌園の尚古集成館は日本一古い洋式工場です。

鹿児島市の尚古集成館は日本一古い洋式工場

 

鹿児島市の磯地区には
薩摩藩が行った
近代化への足跡が残っています。

 

それらは島津斉彬(しまずなりあきら)が
始めた集成館事業の数々です。

 

現存する当時の洋式工場は、
現在は尚古集成館になっています。

 

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尚古集成館は世界遺産に。

 

旧集成館の史跡が、
明治日本の産業革命遺産として、
世界遺産に登録されました。

 

近代日本の始まり、
ともいえる史跡を、
世界が認めたということです。

 

 

尚古集成館は世界遺産に登録されます。

 

 

国の重要文化財に指定。

 

その薩摩藩が、
行った近代化への事業に、
かんする資料が集められた場所。

 

それが尚古集成館
(しょうこしゅうせいかん)
です。

 

この尚古集成館は、
機械工場として建てられました。

 

鹿児島県内に、
現存する建物の中では、
最も古い石造りの建物です。

 

 

国の重要文化財に指定。

 

 

建物自体は、
国の重要文化財に、
指定されました。

 

西洋との力の差を痛感。

 

島津斉彬が築いた、
集成館事業の施設は、
薩英戦争で消失してしまいます。

 

薩摩藩は、薩英戦争で、
西洋との軍事力の差を、
まざまざと見せつけられます。

 

そこで、集成館事業を、
改めて必要であると感じて、
さらに西洋技術を取り入れたのです。

 

 

初めての西洋技術で建てました。

 

 

そのために薩摩藩は、
国禁を犯してまで、
留学生をイギリスに派遣しました。

 

また洋学校の、
開成所(かいせいじょ)を開設して、
西洋の技術を学ばせました。

 

 

 

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洋式工場はストーンホーム。

 

学んだ技術を使って、
稼働させたのが、
この機械工場なのです。

 

オランダの、
工作機械を入れて、
金属加工などが行われていました。

 

建築に使われた材料は、
溶結凝灰岩
(ようけつぎょうかいがん)
です。

 

これは、薩摩半島に、
多く分布する火山の、
火砕流が堆積したものです。

 

完成すると
ストーンホームと、
呼ばれました。

 

それまで木造の家だけを、
作ってきた日本人が、
初めて作る石の建物でした。

 

 

鹿児島特有の溶結凝灰岩を使用。

 

 

薩摩の近代化の歴史。

 

現在は、尚古集成館として、
集成館事業の資料や、
島津家の歴史や文化を伝えます。

 

磯地区にお越しになりましたら、
尚古集成館で薩摩の、
近代化の歴史に触れてみませんか。

 

 

薩摩の近代化の歴史を展示します。

 

 

尚古集成館
鹿児島市吉野町9698-1
TEL 099-247-1511  
開館時間  8:30〜17:30
入館料 大人1000円
    (仙巌園と共通券)
駐車場 乗用車128台
カゴシマシティビュー「仙巌園前」下車

 

 

 

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