【島津斉彬の集成館事業】薩摩切子も旧集成館から生まれました。

薩摩切子も旧集成館事業から生まれました

 

鹿児島市の磯地区には
薩摩の歴史を
感じさせる場所があります。

 

その中に
磯工芸館があります。

 

磯工芸館では
鹿児島の伝統工芸品である
薩摩切子を製造・販売しています。

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ギャラリーと工房があります。

 

場所は
世界遺産に登録予定の
尚古集成館の隣にあります。

 

磯工芸館には
薩摩切子のギャラリーと
工房があります。

 

薩摩切子(さつまきりこ)
製造過程を
近くで見ることができますよ。

 

 

磯工芸館はレトロな建物です。

 

 

集成館の中から生まれました。

 

薩摩切子は、
島津斉彬が始めた、
集成館から生まれてきました。

 

そんなわけで磯工芸館は、
薩摩切子を通して、
薩摩の歴史を感じさせます。

 

斉彬は、もともと薬品を入れる、
硬質なガラス
作ろうと研究させていたのです。

 

 

薩摩切子は集成館から誕生。

 

 

それを薩摩独特の製法の、
技術まで高めて、
薩摩切子という、
工芸品を誕生させたのです。

 

現在の薩摩切子は復刻品。

 

しかし、斉彬の死後は、
集成館事業の縮小や、
薩英戦争や西南戦争の影響で、
薩摩切子は途絶えてしまいました。

 

その後、昭和になってから、
薩摩切子を、
復刻させることに成功したのです。

 

現在の薩摩切子は、
鹿児島県では、
伝統工芸品と認定されています。

 

技術が継続されていない、
復刻のために、
国の伝統工芸品には、
認定されていません。

 

 

 

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新しい薩摩切子の誕生。

 

それでも古い薩摩切子の、
伝統技法を継承しながら、
新たなデザインや色を用いた、
薩摩切子を生み出しているのです。

 

 

薩摩切子はガラス工芸を極めます。

 

 

それらの作品は、
磯工芸館のギャラリーで、
展示・販売されています。

 

工芸品から芸術作品にまで、
なったものまでありますよ。

 

このクラスになるとお値段も、
びっくりするものまでありますよ。

 

磯工芸館も登録有形文化財。

 

ちなみに磯工芸館の建物は、
島津家の吉野植林所として、
明治42年に建てられたものです。

 

その後、現在の場所に、
移築されています。

 

文化庁の登録有形文化財に、
指定されています。
レトロな建物もいいですよ。

 

 

磯工芸館は登録有形文化財。

 

 

薩摩ガラス工芸の職人達。

 

隣接している、
薩摩ガラス工芸は、
薩摩切子の工房になっています。

 

ここで薩摩切子が作られています。
工房内では、まじかに職人たちの、
制作過程をみることができますよ。

 

ガラスを炉で溶かして、
柔らかくなったガラスから、
切子が形作られていきます。

 

制作過程が良くわかり、
面白いですよ。

 

 

ガラスを溶かして作ります

 

一度は途絶えた、
薩摩切子です。

 

ここ磯の地にある、
薩摩ガラス工芸で、
再びよみがえっています。

 

 

研磨作業は切子の大事な工程です

 

 

磯地区にお見えになったら、
磯工芸館と薩摩ガラス工芸で、
薩摩切子の美しさに触れてみませんか。

 

磯工芸館
鹿児島市吉野町9688-24
電話 099-247-8490
時間 8:30〜17:30 年中無休
入館料 無料
駐車場 無料
カゴシマシティビュー「仙巌園前」
下車徒歩3分

 

薩摩ガラス工芸
電話 099-247-2111(代表) 
時間 8:30〜17:00
休み 月曜、第3日曜 休業あり   
入館料 無料
駐車場 無料

 

 

 

 

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