世界文化遺産・仙巌園の中には反射炉があります。
鹿児島市の仙巌園
(せんがんえん)に行きました。
仙巌園は磯地区にある
島津藩の別邸です。
園の中にある反射炉跡が
明治日本の産業革命遺産として
世界文化遺産に登録されました。
入園料が半額に。
世界遺産登録を祝して、
仙巌園の入園料が、
半額の500円になりました。
今週いっぱいで、
鹿児島県民だけです。
割引や値引きに弱い私は、
早速、仙巌園に行ったのです。
世界遺産への登録が決まりました。
お祝いムードがいっぱい。
仙巌園の駐車場に、
車を停めて入口に向かいます。
駐車料金は300円で、
徴収係りのおじさんに払います。
入口に世界遺産登録を、
祝う看板がありました。
そして鹿児島県民なら、
半額になる案内板もありました。
半額というのはうれしいものです。
お祝いで鹿児島県民は半額。
鉄製150ポンド砲の大砲。
園に入ると、
すぐに大きな大砲が目に入ります。
これは鉄製150ポンド砲の、
復元ですけど迫力ありますよ。
薩英戦争の時は、
この大砲が活躍したのです。
錦江湾の沿岸には、
いくつかの砲台が作られ、
イギリスの艦隊と応戦したのです。
鉄製150ポンド砲の大砲。
薩摩藩だけで、
イギリスの艦隊と戦ったのですから、
ぼっけもんの藩でした。
ぼっけもんの意味は、
大胆な人と解されます。
私が思うぼっけもんとは、
回りを気にせず、強い信念を持ち、
チャレンジする大ばか者です。
世界文化遺産の反射炉跡。
反射炉(はんしゃろ)の、
台座が見えてきました。
これが集成館事業の、
メインであった反射炉跡です。
反射炉は、
大砲を造るためのもの。
現在は、反射炉の、
土台の部分が残っています。
反射炉の模型も、
再現されていますよ。
ここで自前の大砲を造ったのです。
反射炉の模型です。
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集成館事業が始められました。
集成館事業は、
島津斉彬(しまずなりあきら)が、
中心になって行われていました。
もともと西洋との文化の差に、
危機感を感じた島津斉彬が、
日本を強い国にしようと始めました。
反射炉跡が世界遺産に登録。
富国強兵策に力を入れたわけです。
そのために必要な、
事業を行う施設をつくったのです。
これらの工場群を、
「集成館」と名付けました。
西洋の軍事力に対抗するためには、
大砲の生産が必要だったのです。
ボランティアガイドも忙しい。
反射炉には、
ボランティアガイドさん達がいます。
わかりやすく説明してくれますよ。
反射炉で使用した、
耐火レンガの製造には、
薩摩焼の技術が取り入れられたこと。
石橋の石組み技術が、
あった薩摩では、
石が多く使われていること。
教えてくれるガイドさんは、
世界遺産登録が決定したためか、
何となく気合が入っているようでした。
ボランティアガイドさんも忙しい。
島津のお殿様の別邸です。
反射炉があるのは、
仙巌園の敷地内です。
反射炉の場所から先に進むと、
仙巌園のお屋敷や、
庭園が広がっていますよ。
なんといっても、
庭園からみる桜島は格別です。
桜島が目の前にあります。
世界遺産に登録が、
決定になった反射炉を見に、
磯の仙巌園に行ってきました。
名勝 仙巌園(磯庭園)
鹿児島市吉野町9700-1
TEL 099-247-1551
料金 高校生以上
1000円(尚古集成館と共通券)
時間 8:30〜17:30 年中無休
駐車場 500台
カゴシマシティビュー仙巌園前下車
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