妙円寺詣りが2019年も開催。
今年も県内各地から、
島津義弘公の菩提寺であった
妙円寺（現在徳重神社）へ参ります。
鹿児島城下から伊集院町の、
徳重神社までを歩く妙円寺詣りは、
秋の風物詩と言っても良いでしょう。
【投稿日 令和元年10月18日】
妙円寺詣りとは
妙円寺詣りとは、
藩政時代から続く、
薩摩武士の伝統行事です。
戦国島津氏の武将、
島津義弘公の菩提寺である、
妙円寺にお詣りするものです。
現在は妙円寺の跡に建てられた、
徳重神社のご祭神・義弘公に、
老若男女を問わずお参りします。
伊集院町の徳重神社に参ります。
島津義弘公とは。
島津義弘公は、
戦国時代の様々戦いで、
武勇で名をはせた島津の武将です。
JR伊集院駅の島津義弘像です。
特に関ヶ原の戦いで、
徳川方の敵中を突破して、
帰鹿したことで有名です。
敵中突破の勇気と苦労を偲び、
薩摩武士達は、鎧兜に身を包み、
鹿児島城下から歩いて参拝しました。
現在でも鎧兜で参拝する方もいますよ。
2019年は島津義弘公没後400年。
なお今年は、
島津義弘公の没後400年になります。
各地で様々なイベントが行われます。
島津義弘公は、
天文4年（1535年）に吹上の、
伊作城で島津貴久（たかひさ）の、
次男として生まれました。
伊作城（亀丸城跡）で生まれました。
幼少期は伊集院の、
一宇治城で過ごします。その後は、
様々な戦いで武勲を残します。
特に四川の戦いでは、
多数の明軍を少数のでやぶり、
鬼石曼子（おにしまず）と呼ばれました。
関ヶ原の戦いでの敵中突破の、
島津の退（の）き口は有名です。
晩年は鹿児島加治木町で過ごし、
農業や様々な事業振興を行い、
朝鮮から連れ帰った陶工が、
薩摩焼の基礎を作りました。
加治木の精鉾神社にも祀られます。
元和5年（1619年）に、
人々に惜しまれて85年の生涯を閉じ、
精鉾（くわしほこ）神社に祀られます。
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今年の妙円寺詣りの日時。
毎年行われる妙円寺詣りは、
下記の日程で行われます。
令和元年10月26日（土）
10月27日（日）
場所 徳重神社境内
伊集院総合体育館（大会）
問合せ 099－248－8434
（日置市社会教育課）
内容 武者行列や郷土芸能
武道の体育行事大会
当日は戦国一色になりますよ。
妙円寺詣りフェスタ2019
妙円寺詣りに日置市伊集院を、
訪れた方をおもてなしをします。
それが妙円寺詣りフェスタです。
徳重神社境内のステージでは、
様々なイベントが行われます。
また、武者行列やパレードがあります。
日置鉄砲隊の発砲演武もあります。
今年も徳重神社境内や、
伊集院の街中は妙円寺詣りで、
一日中賑わいますよ。
武者行列も行われます。
妙円寺詣りふぇすたウォークリー2019
今年も、恒例になった、
妙円寺詣りふぇすたウォークリーも、
行われますよ。
鹿児島市内の照国神社から、
徳重神社までの約20㎞を、
歩いて行くイベントです。
薩摩武士が鹿児島城下から、
実際に歩いたコースを歩きます。
下記の通りに開催されます。
開催日 10月27日
集合場所 照国神社
受付開始 午前7時から
出発式 午前7時30分
出発 午前8時に出陣
参加料 無料
関所 途中に4ヵ所の関所、
お茶などの接待があり
注意 雨天決行、雨具準備。
妙円寺詣りの様子。
妙円寺詣りの様子は、
こちらからお伝えしています。
どうぞご覧になって下さいね。
あなたも妙円寺詣りに参加して、
島津義弘公に参拝してみませんか。
なお、妙円寺詣りのお土産は、
いつも名物・伊集院まんじゅうです。
一口サイズでとても美味しいですよ。
徳重神社（妙円寺詣り会場）
鹿児島県日置市伊集院町徳重1786
駐車場 当日は使用できません。
JR伊集院駅より徒歩5分です。
JR鹿児島中央駅より18分で、
妙円寺詣り当日は臨時便あり。
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