鹿児島三大祭りの妙円寺詣り。
鹿児島には
薩摩藩の頃から続く
鹿児島三大行事があります。
その中の一つが
妙円寺詣り
(みょうえんじまいり)です。
妙円寺詣りは、
日置市の伊集院町(いじゅういん)の
徳重神社(とくしげ)に歩いて
参拝する薩摩の伝統行事なのです。
島津義弘公を祀っています。
この徳重神社に、
祀られているのは、
島津義弘公(しまずよしひろこう)
島津義弘公は、
戦国時代の薩摩藩主で、
武勇の誉(ほまれ)高い武将です。
有名な武勇伝が
関ヶ原の戦いでの、
敵中突破です。
義弘公を称える妙円寺詣り。
薩摩藩では、
この勇気ある行為をたたえ、
義弘公の菩提寺である、
妙円寺に参っていたのです。
特に薩摩城下の青少年達は、
鹿児島城下から妙円寺までの、
20キロの道のりを歩いて参拝しました。
妙円寺は、
明治の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)
でなくなりました。
その跡地に建てられた、
徳重神社になっても、
「妙円寺詣り」は続けられたのです。
徳重神社に多くの参拝者。
現在、妙円寺は、再建されています。
義弘公の位牌がありますよ。
本当の妙円寺参りもできますよ。
妙円寺の御朱印
歩かずにJRでいきました。
鹿児島市内からは歩きませんでした。
実はJRで行きました。
4時間も歩くってきついです。
伊集院駅前には島津義弘公の銅像。
伊集院駅前には、
島津義弘公の銅像があります。
歩かずに申し訳ない感じでした。
沢山の参拝者が集まります。
徳重神社に近づくにつれて、
参拝者が次第に多くなってきました。
徳重神社と御朱印。
参拝者の列が続きます。
徳重神社の拝殿までは、
まさに長蛇の列ができていました。
鹿児島市内以外からも、
近在の方々が集まっているとみえて、
かなりの人出でした。
境内はまさに戦国時代の雰囲気。
徳重神社の境内では、
様々な奉納行事が行われます。
島津義弘公の武勇に合わせて、
武道の行事が多いのです。
弓道や相撲が行われます。
子供達の相撲大会が行われます。
また「日置鉄砲隊」の
鉄砲の実演も行われました。
当然空砲ですが、
その発砲の音はものすごい迫力でした。
日置鉄砲隊の迫力ある実演。
展示ブースにはよろいが飾られて、
まさに戦国時代の雰囲気一色です。
伊集院饅頭が名物です。
伊集院の名物は、
伊集院饅頭です。
丸に十の字の形をしています。
これは島津家の家紋です。
島津義弘公にちなんでいるかは、
定かではありません。
私も幼少の頃から食べていますが、
昔からかわらぬ甘くておいしい、
一口サイズのお饅頭なのです。
名物の伊集院饅頭ははずせません。
メーンイベントは武者行列。
妙円寺詣りの目玉は
武者行列です。
これはなかなか見ものですよ。
よろいに身を固めた戦国武将達が
商店街から徳重神社まで、
行列を組んで参拝するのです。
戦国武将たちの行列です。
妙円寺詣りの徳重神社は、
一日中、様々な行事が行われました。
初めてでしたが十分楽しめましたよ。
鹿児島の三大行事の
もう一つは、
曽我(そが)どんの傘焼きです。
曽我どんの傘焼き
徳重神社
鹿児島県日置市伊集院町徳重1786
JR伊集院駅から徒歩5分
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