多賀山公園の東郷平八郎銅像。
鹿児島市の多賀山は海が近い小高い山で、
多賀山公園になっています。
多賀山公園には東洋のネルソンと呼ばれた、
東郷平八郎の像と墓があります。
東郷平八郎の銅像。
もともと、多賀山一帯は、
中世の頃には、山城がありました。
それは東福寺城跡として残っています。
その多賀山の、
いちばん見晴らしのよい場所に、
東郷平八郎の銅像とお墓があります。
多賀山公園からは桜島と錦江湾が見えます。
多賀山からは錦江湾が見えます。
多賀山公園からは、
桜島や錦江湾が見えます。
日本海軍の総司令官だった、
東郷平八郎にふさわしい、
海が見える場所に像が建っています。
多賀山の上に東郷平八郎が立っています。
東郷平八郎ってどんな人物でしょう。
東郷平八郎は、
どんな人物だったかと言いますと。
生まれは、
加治屋町の薩摩藩士の家でした。
薩英戦争や、
戊辰戦争でも戦いました。
明治維新後は、
イギリスに留学して海軍について学びました。
ロシアのバルチック艦隊を破りました。
東郷平八郎が、
有名になったのは、
日露戦争の日本海海戦です。
当時、世界最強といわれた、
ロシヤの艦隊・バルチック艦隊と、
日本海で対戦しました。
日本海軍の連合艦隊を、
率いていた東郷平八郎は、
対馬沖を北上する、
バルチック艦隊を壊滅させたのです。
日本海海戦で勝利しました。
皇国の興廃、この一戦にあり。
銅像の案内には、
その時の全艦隊の乗組員に、
訓示した言葉が記してあります。
「皇国の興廃この一戦に在り、
各員一層奮励努力せよ。」
そして連合艦隊は勝利します。
この勝利がなかったら、
ロシアの属国になっていたかもしれません。
東洋のネルソン」と称賛されました。
ヨーロッパの各国は、
日本の勝利に驚きました。
イギリスでは、
「東洋のネルソン」と称賛しました。
ネルソン提督は、
スペインの無敵艦隊を破って、
国を守ったイギリスの国民的英雄です。
さらに、当時ロシアにいじめられていた、
北欧の国では勝利を祝って、
「東郷ビール」が作られました。
東郷ビールは、
今でも飲まれているそうですよ。
現在の北欧の国では、
小学校の教科書にも、
東郷平八郎の記述があるそうです。
日本の勝利は、
驚嘆するものだったのでしょうね。
東洋のネルソンと呼ばれました。
お墓には、遺髪が納めてあります。
東郷平八郎の像の、
横にはお墓もあります。
東郷平八郎自身は、
東京の多磨霊園に葬られています。
こちらのお墓には、
遺髪が納められているのです。
銅像の横には東郷平八郎のお墓があります。
視線の先には錦江湾の入口。
薩英戦争では、
イギリス艦隊の来航もあった錦江湾。
像の視線は、
錦江湾の入口に向いています。
東郷平八郎の銅像を、
動画に撮ってみました。
島国の日本は、
海の防備を常に忘れないように、
と言っているように見えますよ。
あなたも鹿児島のまち歩きで、
多賀山公園にいって、
東郷平八郎の像に会ってきませんか。
東郷平八郎像
鹿児島市清水町 多賀山公園
常時開園 入園無料
駐車場 有
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