松方正義の銅像と生誕地を訪ねる。
松方正義の銅像を訪ねてきました。
鹿児島の歴史探訪のまち歩きしています。
訪ねたのは松方正義（まつかたまさよし）の
銅像と生誕地です。
松方正義は明治時代の政治家で、
首相や大蔵大臣などを務め、
なんと日本銀行を設立した人物です。
日本実業界の大立者の、
あの渋沢栄一にも匹敵する人物が、
生まれた場所を訪ねてきました。
【投稿日 令和3年7月21日】
松方正義銅像の場所
松方正義の銅像は、
鹿児島市内を流れる甲突川沿いの、
緑地公園の中にあります。
甲突川にかかる武之橋のたもとに、
武之橋電停があります。
武之橋電停から、
甲突川沿いを下るとすぐに、
松方正義の銅像があります。
松方正義の銅像がありました。
松方正義の銅像
緑地公園でまず目に入るのが、
楽しそうなモニュメントです。
音楽家が演奏している像です。
こんなモニュメントもありました。
モニュメントの先に、
松方正義の銅像がたっています。
なぜこの場所にあるのかといえば、
この近くに生誕地があるからです。
松方正義の銅像です。
松方正義の説明板
銅像の横には、
松方正義の説明があります。
じっくりと読んでみました。
松方正義について解説しています。
松方正義はこの近くの、
下荒田村にある、
薩摩藩士の家に生まれました。
やがて薩摩藩主・島津久光の、
側近として活躍します。
明治維新後は、
大蔵省に入省して地租改正を行い、
大蔵卿の時に日本銀行を設立します。
松方正義は日本銀行を設立しました。
初代大蔵大臣から4回の大蔵大臣と、
総理大臣を2回も務めます。
官僚として日本経済に貢献しました。
こんな偉い方がいたのですね。
あの渋沢栄一が民間の経済立役者なら、
松方正義は官僚としての立役者ですね。
なにせ日本銀行を設立したのですから、
大河ドラマで渋沢栄一よりも、
鹿児島地元民の本音としては、
松方正義の方がよかったのになあ。
松方正義もいつかは大河ドラマに
松方橋がありました。
松方正義の銅像の近くに、
甲突川にかかる橋があります。
人と自転車専用の小さな橋です。
松方正義の銅像の近くにある橋
この橋の名前は松方橋と言います。
近くに松方正義の生誕地があるので、
松方橋と名付けられました。
松方橋は地元民の役に立っています。
武之橋と天保山大橋の間にある、
松方橋は近くの住民の役にたっています。
日本経済の立役者に相応しいですね。
スポンサードリンク
松方正義の生誕地
松方橋から住宅地に入った所に、
小さな児童公園があります。
公園の名前は松方公園です。
住宅地にある小さな松方公園。
ここが松方正義の生誕地です。
当時は下荒田村と呼ばれた、
薩摩藩士の家が建っていました。
公園には松方正義の生誕地の、
碑と解説板が立っています。
松方公園は松方正義の生誕地です。
苦労して精勤しました。
幼少期には甲突川で育ちましたが、
13歳で両親を亡くした松方は、
貧窮に苦しみました。
生誕地にも解説板がありました。
薩摩藩の大番頭座書役になり、
7年の精勤が認められ、
金130両を賜ります。
その全額を亡き父の、
負債返済に使ったことから、
人格者としての面を見せます。
松方は日本銀行の生みの親です。
松方正義の信条
松方正義は明治天皇から、
国の財政を預かる者として、
絶大の信頼があったそうです。
そんな人柄を現す言葉が、
また彼がその言葉を信条としていました。
松方正義の銅像に刻まれています。
「我に奇策あるに非ず 唯 正直あるのみ」
この言葉を信条としていたなんて、
鹿児島の誇りと思いました。
銅像の台座にある松方の信条
松方正義の生誕地を訪ねました。
松方正義の生誕地と銅像がある、
甲突川湖畔を訪ねてきました。
子供の頃を過ごした甲突川周辺は、
松方公園や松方橋があり、
鹿児島の偉人として再認識しました。
松方正義の銅像
鹿児島市下荒田1丁目19
児島市電武之橋電停から徒歩3分
松方正義生誕地
鹿児島市下荒田1丁目16
鹿児島市電武之橋電停から徒歩5分
駐車場 いずれも専用駐車場はなし
ツイート
ご家族のテレビの大音量でお悩みの方へ
スポンサードリンク
かごしまのその他の、
観光情報サイトはこちらから。
