向田邦子が愛したじゃんぼ餅。
鹿児島市の仙巌園の近くには、
錦江湾沿いの磯街道があります。
そこにはじゃんぼ餅屋が集まっています。
その中で作家向田邦子さんが、
愛した桐原屋さんを紹介しますね。
礒街道にはじゃんぼ屋が数軒。
この磯街道の仙巌園が、
見えるあたりになると、
じゃんぼ餅屋さんが数軒あります。
その中の
桐原屋(きりはらや)さんを
紹介しますね。
桐原屋さんの座敷は、
磯海水浴場の砂浜に面しています。
座敷からは、
雄大な桜島を見ながら、
じゃんぼ餅が食べられます。
桐原屋は磯街道にあるじゃんぼ餅屋。
桜島は日本有数の活火山。
今日も海の向こうに
桜島がきれいに見えました。
海上火山景観の最も優れた島と、
呼ばれる桜島。
桐原屋のお座敷からはこんな桜島。
ここから見る桜島には、
この言葉がぴったりです。
お座敷は閉まっていました。
無性に食べたくなるのが、
じゃんぼ餅なのです。
この日も、桐原屋さんのじゃんぼ餅が、
夕方近くになって、
食べたくなったのです。
するとお店のお座敷は、
ラストオーダーを過ぎていました。
「テイクアウトなら大丈夫です」
とのことでしたので、
ワンパック500円で注文しました。
お店の正面はモダンな造り。
桐原屋さんのお座敷。
テイクアウトと言えども、
注文を受けてから作るのが、
じゃんぼ餅です。
出来る間に外から、
お座敷の写真を、
撮らせていただきました。
お座敷は外から見るだけでした。
ここのお座敷で、
のんびりと桜島を見ながら、
食べたかったのに、残念です。
オーダーストップは、
16時ですので、
お気を付け下さいね。
向田邦子が愛したじゃんぼ餅。
桐原屋さんは、
作家の向田邦子(むこうだくにこ)
で有名です。
向田邦子は、
小学生の頃に、二年数か月を、
鹿児島で過ごしています。
鹿児島を、
故郷もどきとよんで、
多くの作品に、
当時の様子を書いています。
彼女のエッセーの中に、
桐原屋さんが出てきます。
今はなき向田邦子さんの、
作品に登場する桐原屋さんを、
訪ねる文学ファンも多いのですよ。
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桜島をみながらじゃんぼ餅。
せっかくなので、
お店の目の前にある、
磯の砂浜でじゃんぼ餅を食べました。
じゃんぼ餅は、
大きな餅ではありませんよ。
「じゃんぼ」を、
漢字で書くと両棒です。
二本の竹串に、
刺した焼きもちに、
甘いたれがかかっているのです。
桜島を見ながらじゃんぼを食べました。
他のお店の、
じゃんぼ餅も美味しいのです。
名物じゃんぼ餅の平田屋。
この竹串が「両棒」で、
武士の両刀を、
模しているそうですよ。
近くには見どころがあります。
桜島の反対側には、
磯天神があります。
島津の殿様が建てた、
菅原道真公を、
祀る菅原神社です。
地元では磯天神と呼び、
受験シーズンには、
多くの受験生が参拝に訪れます。
菅原神社(磯天神)の御朱印。
仙巌園は世界文化遺産に。
また市内一の、
観光スポットでもある、
仙巌園や異人館もあります。
ここは、昨年(平成27年)に、
世界文化遺産に登録された、
構成資産があります。
世界遺産登録 鹿児島市の産業遺産群
これらも一緒に回ると、
鹿児島のまち歩きを満喫できますよ。
ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
桐原家両棒餅店
鹿児島市吉野町9679
電話 099-247-1207
IR 鹿児島駅 車8分
鹿児島まちめぐり巡回バス
磯海水浴場前 徒歩1分
駐車場 無料5台
(磯海水浴場の駐車場も有り)
営業時間 10:30〜17:00(L.O.16:00)
定休日 木曜日
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