かごしまの食は黒のイメージです。
かごしまの食には
黒のイメージがあります。
食の黒文化と
言ってもよいでしょう。
すでに黒豚、黒牛、黒鶏の
御三家を紹介しました。
その他にも黒の食材があるのですよ。
伝統のかめ壺仕込みの黒酢。
まず黒酢です。
鹿児島には400年の伝統を、
受け継ぐ黒酢があります。
最近の健康志向から、
人気が出てきました。
鹿児島の黒酢は、
かめ壺の中で仕込みます。
仕込み時期は春と秋の年2回です。
1年かけて熟成させると、
味がまろやかな黒酢ができます。
福山の黒酢はかめで作られます。
元々食酢として、
使われていました。
最近は身体に良いことから、
飲む黒酢、食べる黒酢など、
としても使われています。
黒マグロの出荷数は全国1位。
次に黒(くろ)マグロです。
鹿児島では、
クロマグロの養殖が盛んです。
鹿児島県の養殖クロマグロの、
出荷数は全国1位なんですよ。
クロマグロは南さつま市の、
野間池(池と言っても漁港)
さつま川内市の、
甑島(こしきじま)
それに奄美大島などで、
養殖されています。
自然と同じ条件で育てます。
野間池では鹿児島近海を、
回遊するクロマグロの稚魚を獲って、
それをいけすで育てるのです。
いけすも外海にあるので、
海流で身がしまります。
またエサは、
アジやサバを使います。
まったく天然ものを、
自然の状態のいけすで、
育てるのです。
それで味も、
天然に近いのが魅力なんです。
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黒砂糖は昔からの健康食品。
そして黒砂糖。
主に奄美諸島などで栽培されている、
サトウキビの搾り汁を、
釜で煮詰めて作ります。
この製法は江戸時代に、
中国から伝わったそうです。
昔から地元ではお茶請けや、
料理の甘味料として使われてきました。
また、最近の健康ブームから
ミネラル分を豊富に含むことが、
注目され出しました。
そのために白砂糖に代わる、
健康食品としても好評ですよ。
鹿児島には、
黒砂糖を使った、
郷土菓子のげたんはがあります。
下駄の歯に似ている郷土菓子。
郷土菓子の「げたんは」
黒の食材がいっぱいです。
このように鹿児島では、
黒豚、黒牛、黒鶏、クロマグロ、
黒酢、黒砂糖と、
「黒」の食材がいっぱいです。
まさに美味しい、
鹿児島の黒シリーズ達です。
あなたも鹿児島まち歩きの途中で、
どれか召し上がってみませんか。
黒豚はしゃぶしゃぶも良いけど、
とんかつも昔から好まれていました。
老舗のとんかつ丸一があります。
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