仙巌園にあるのはニャンとその名も猫神社。
鹿児島市の、
磯にある仙巌園せんがんえん)は、
薩摩の島津藩の別邸です。
今年(平成27年7月)仙巌園に残る、
旧集成館事業に関する史跡が、
世界文化遺産に登録されました。
その仙巌園の中に
パワースポットでもある
猫を祀る神社があるのですよ。
仙巌園のパワースポットの一つ。
仙巌園には、
世界文化遺産だけではありません。
ほかにも見どころがたくさん。
実は、
仙巌園の中には、
パワースポットがいくつかあります。
そのなかに神社があると、
聞きましたので行って見ました。
この神社がまつっている神様は、
何とねこなんです。
神様ですからお猫様ですかね。
珍しいでしょ。
猫を祀っている神社なんて、
他にあるのですかね。
ちゃんと鳥居もありますよ。
猫神社と書いてあります。
全国でも珍しい仙巌園の猫神社です。
なぜお猫様を祀ってあるの。
猫神様の由来書によりますと、
時は豊臣秀吉が天下を統一した頃。
朝鮮出兵をもくろむ秀吉は、
薩摩の島津義弘に、
朝鮮出兵の命令を下します。
そのころは、薩摩は、
豊臣秀吉に降伏していました。
朝鮮出兵の際に、
島津義弘は、
7ひきの猫を連れていきます。
時刻を知るために猫を連れていきました。
その理由は、
猫の瞳孔の開き具合で、
時刻を知るためだったそうです。
猫は時の神様になりました。
戦地から生還したのは、
7匹の内のたった2匹のみでした。
そこでその2匹を、
「時の神様」としてここに祀りました。
毎年、時の記念日の6月10日に、
時計業者の方々がここに集まり、
時の神様をお参りをしています。
また同じ日に愛猫家のために、
猫の長寿祈願祭を行っています。
猫神社の由来と猫の目について。
島津義弘は、「鬼島津」。
島津義弘と言えば、
関ヶ原の戦いで、敵陣を突破した、
「島津の退(の)き口」で有名です。
鹿児島では、
島津義弘をしのぶ妙円寺参りが、
毎年10月に行われます。
妙円寺詣りは三大行事のひとつ。
でも時計の代わりに、
猫を連れていくなんて、
ユニークですよね。
戦国武将であった島津義弘は、
武勇の誉(ほまれ)もさることながら、
やはりやることが、
人と違っていたのでしょうかね。
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猫神社の横には猫グッズ。
猫神社には絵馬ならぬ。
「絵猫」がありました。
みなさん、猫神様に、
色々お願いしているようです。
猫の絵馬です。お土産にも良いかも。
この絵猫を含め、
様々な猫のグッズが、
販売されていましたよ。
可愛いものが多く、
見ているだけで癒されました。
猫好きなお友達がいたら、
猫グッズのお土産って、
喜ばれると思いますよ。
しあわせの招き猫です。
猫神社はパワースポットです。
この猫神社は、
猫の長寿祈願だけでなく、
もちろん人間にも御利益がありますよ。
そのためにパワースポットとしても、
おとずれる方も多いと聞きます。
なぜか百日咳に、
良く効くと案内に書いてありました。
あなたも仙巌園に来ましたら、
世界文化遺産の反射炉跡を見た後に、
この猫神社にお参りしてみませんか。
猫神社
名勝 仙巌園(磯庭園)内
鹿児島市吉野町9700-1
TEL 099-247-1551
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