鹿児島市の西郷家の墓。
鹿児島まち歩き、
今日は、常磐（ときわ）町の、
周辺をまち歩きしてきました。
常磐町の住宅街の奥に、
あの西郷どん（西郷隆盛）の、
一族の墓があるのです。
そこには西郷隆盛の祖先と、
その一族が眠っています。
西郷さんは家族とは別なお墓です。
ここの西郷家の墓には、
西郷隆盛の両親や兄弟が眠ります。
道路沿いに西郷家の墓があります。
西郷どん（西郷隆盛）は、
西南戦争で戦った仲間達と、
南洲墓地に静かに眠っています。
西郷どんは南洲墓地に眠ります。
ここ西郷家の墓には、
訪れる方はすくないですが、
お墓は掃除され花がそえられています。
西郷家の墓はひっそりとありました。
西郷一族が眠ります。
ここには江戸時代の中期から、
代々のお墓があり、
西郷どんの両親のお墓もあります。
西郷家には23基の墓があります。
全部で23基の墓石が、
3列に並んでいます。
もとは南林寺墓地にあったものが、
この地に改葬されています。
南林寺墓地は無くなりました。
南林寺墓地は、
現在の南林寺町から松原町の、
一帯にあったお墓です。
現在は、南洲寺があり、
その境内に改葬されなかったお墓が、
無縁墓としてあります。
この南洲寺は、
西郷隆盛の菩提寺でもあり、
あの月照上人のお墓もあります。
月照上人は南洲寺に眠ります。
入口近くには、弟・吉二郎の墓。
墓地の近くには、
西郷どんの弟、吉二郎の墓があります。
吉二郎は西郷家の次男でした。
西郷どんが西郷家の、
家督を相続しますが、
西郷どんが不在の時は、
吉二郎が西郷家を取り仕切ります。
弟・吉二郎の墓には「戊辰」の文字が。
吉次郎の正式な名前は西郷隆広です。
戊辰戦争での傷がもとで亡くなります。
墓石には戊辰の文字が刻まれます。
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両親の墓も並んであります。
奥に二つ並んであるのが、
西郷どんの父親・吉兵衛と、
母親・マサの墓です。
西郷どんの両親のお墓です。
吉兵衛というのは通称で、
実際は「隆盛」だったそうです。
息子である西郷どんの実名は、
「隆永（たかなが）」らしいとのこと。
それが明治政府の式典の際に、
担当者の手違いで西郷どんの、
名前が「西郷隆盛」になったそうですよ。
後で間違いに気付きましたが、
西郷どんはまったく意に介さず、
その後は隆盛と名乗ったというのです。
おおらかな西郷どんらしい話ですね。
西郷菊次郎も眠っています。
西郷どんと愛加那（あいかな）との、
間に生まれたのが菊次郎です。
西郷菊次郎は、
西南戦争で片足をなくしますが、
その後、政府軍に投降した後に、
アメリカに留学します。
その後、明治政府の外務省に入り、
台湾におもむき台湾の支庁長として、
台湾のインフラ整備に尽力します。
そして京都市長も歴任しています。
そんな西郷菊次郎も眠っています。
西郷菊次郎の名前もありました。
吉田茂の墓碑銘もありました。
一番奥には、
新しく建てられた西郷家の墓には、
吉田茂が墓碑銘を書いています。
首相の吉田茂も、
西郷家には敬意を持っていたのですね。
新しい西郷家の墓には吉田茂の墓碑銘が
今日は、西郷家の墓に行って、
西郷どんの家族や、
西郷家の歴史にふれてきました。
西郷家の墓
鹿児島市常磐町2‐2‐14
駐車場はありません。
・鹿児島市営バス26番地腺
かけごしバス停下車徒歩3分
・西田小学校の裏の道を、
原良方面へ200ｍの左側
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