日本遺産の喜入旧麓地区(続き)
木漏れ日の中に南方神社が鎮座します。
鹿児島市喜入町の、
喜入旧麓地区が日本遺産に、
認定されましたので紹介しています。
すでに、喜入旧麓地区の、
水路の通り、牧瀬家武家門
江戸時代の石垣を歩いてきました。
次に紹介するのは香梅ケ渕
肝付家歴代墓所、南方神社です。
【投稿日 令和元年9月3日】
香梅ケ渕はパワースポットのよう。
江戸時代の石垣を見ながら、
昔の武士の生活に思いをはせました。
石垣のある道を下ると、
香梅ケ渕(こべがぶち)に出ます。
川がカーブして入江状になっています。
香梅ケ渕は川が広くなっています。
川の回りには、
木々が生い茂り、
川音と鳥のさえずりが聞こえます。
水の音と鳥の声が聞こえます。
とても静かな別世界のようです。
神秘的な雰囲気から、
パワースポットとも呼ばれます。
神秘的なパワースポットです。
昔の武士達もここで、
心を休めていたのでしょうかね。
色んな鳥がやってきます。
この香梅ケ渕には、
昔から伝わる悲話もあります。
香梅ケ渕の案内板に書いてありました。
この裏に悲話が書いてあります。
肝付家歴代の墓地がありました。
香梅ケ渕から石垣の道にもどり、
さらに進むと坂を登ることになります。
坂の途中にある滝のような川。
登ると玉繁寺(ぎょくはんじ)跡があり、
そこには肝付(きもつき)家歴代の
墓所がありました。
登ると玉繁寺跡に着きました。
肝付家は文禄4(1595)年から、
270年にわたり喜入を治めました。
歴代の領主と家族のお墓があります。
肝付家領主と家族のお墓です。
墓の中には、「丸に十の字」の、
藩主島津家の家紋が入ったお墓もあり、
島津家との深い関係がうかがえます。
島津家の家紋が入ったお墓です。
また、玉繁寺は明治の、
廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で、
廃寺になりました。
廃仏毀釈の跡が残る仏像です。
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小松帯刀の父親の墓もありました。
薩摩藩の若き家老、
小松帯刀(こまつたてわき)の父親、
喜入領主・肝付兼善(かねよし)のお墓もあります。
お墓の詳しい解説があります。
肝付家の三男の小松帯刀は、
吉利(よしとし)領主の小松家に、
養子に出されます。
肝付兼善(小松帯刀の父)のお墓です。
その後に、薩摩藩の若き家老として、
明治維新で大活躍をします。
しかし36才の若さで亡くなったために、
幻の宰相と呼ばれました。
また小松帯刀の原良別邸跡が、
鹿児島市の原良町に残っています。
神秘的な南方神社。
肝付家歴代墓所から山道を登ると、
南方(みなみかた)神社に出ます。
南方神社は、
島津家が崇敬した神社で、
薩摩藩領内には多数あります。
南方神社の参道入口です。
ここの南方神社は、
かごしま自然百選にも選ばれた、
自然があふれる場所です。
参道を登ると、
木漏れ日の中に社殿が現れます。
木漏れ日の中に社殿が現れました。
ここも神秘的でパワースポットの、
雰囲気があふれていました。
まさにパワースポットの雰囲気です。
「ゆずの葉ゆれて」のロケ地です。
それとここ南方神社は、
映画「ゆずの葉ゆれて」のロケ地です。
社殿の中で撮影した、
説明書きがありました。
「ゆずの葉ゆれて」のロケがありました。
今でもファンの方が、
聖地巡礼で訪れるそうですよ。
喜入旧麓地区は見どころ満載。
以上、喜入旧麓地区を、
歩いて紹介しました。
約1.5qの中には見どころ満載です。
薩摩武士の武家門や自然景観もあり、
1時間程でコンパクトに楽しめますよ。
日本遺産に認定された、
喜入旧麓地区で、古の鼓動を、
感じてみませんか。
喜入旧麓(もとふもと)地区・香梅ケ渕
鹿児島県鹿児島市喜入町9152
JR指宿枕崎線「喜入駅」から徒歩約30分
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