【鹿児島歴史まち歩き】JR鹿児島中央駅前の若き薩摩の群像に二人の銅像が追加されました。

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JR鹿児島中央駅の若き薩摩の群像です。

 

 

JR鹿児島中央駅に、
若者達が乗っているモニュメントがあります。
これは若き薩摩の群像と呼ばれます。

 

若き薩摩の群像とは、
薩摩藩が送った英国留学生の、
薩摩藩士達の沢山の銅像群です。

 

この度、銅像群がリニューアルされ、
新たに二人の銅像が加わりました。
早速、見に行ってきました。

 

【投稿日　令和２年10月3日】

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若き薩摩の群像の場所

 

若き薩摩の群像があるのは、
JR鹿児島中央駅の東口の広場で、
桜島側の鹿児島の表玄関です。

 

駅前広場の中央に立っています。
右側に路面電車の停留所があり、
モニュメントの前を電車が通過します。

 

左側にはバスターミナルがあり、
鹿児島市内・県内行きの、
各社のバスが出入りします。

 

 

群像の横を路面電車が通過します。

 

 

若き薩摩の群像とは

 

この群像の若者たちは、
薩摩藩の英国留学生達で、
一行の引率者と学生達の銅像です。

 

当時の薩摩藩は、
薩英戦争の後で西欧の国との、
力の差を痛感してしました。

 

戦争相手の英国と和解して、
彼らの技術や文化を学ばせようと、
薩摩藩士を英国に留学させたのです。

 

 

薩摩藩英国留学生達を紹介しています。

 

 

帰国後は日本に貢献しました。

 

当時の江戸幕府は、
海外渡航を禁止していましたので、
国禁を犯して極秘に送りました。

 

薩摩藩内でも藩内の視察と偽り、
串木野の羽島港から出航して、
東南アジア・インド経由で渡欧しました。

 

留学から帰国した彼らは、
日本の各分野で活躍して、
新生日本に大いなる貢献をしました。

 

 

帰国した留学生は各分野に大いに貢献しました。

 

 

二人の銅像が加わりました。

 

ではこの度のリニューアルで、
二人の銅像が加わった話に戻ります。

 

若き薩摩の群像は、
文化勲章受章者の中村晋也さん
（鹿児島市在住）が制作しました。

 

制作当初から今までは17名でした。
でも実際は全部で19名が渡航しました。

 

そこで再び中村晋也さんが
今まで無かった二人の銅像を造り、
今回のお披露目になった訳です。

 

 

二人の像がそろって19名になりました。

 

 

 

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加わった二人とはどんな人物

 

新たに加わった人物は、
土佐藩出身の高見弥一です。
その後に薩摩藩士となりました。

 

そして長崎出身の掘孝之です。
堀は通訳を務めた人物です。

 

二人とも薩摩藩以外の出身でした。
薩摩藩以外のために銅像が、
造られませんでした。

 

 

座っている高見弥一と立っている堀孝之です。

 

 

新たな都市空間の創出を目指して

 

他藩の留学生の銅像がないことは、
排他的と指摘されていたようですが、
私も何となく恥ずかしい気がしていました。

 

しかし鹿児島市の森市長が、
新たな都市空間を創出するという、
方針転換の下で追加制作されました。

 

これで薩摩藩英国留学生の、
19名全員がそろったわけですね。

 

観光鹿児島に相応しい、
歴史モニュメントになりました。

 

 

19名全員そろって観光客をお迎えします。

 

 

薩摩藩英国留学生記念館もあります。

 

若き薩摩の群像に、
銅像が追加された話題でした。
あなたも銅像を見にきませんか。

 

 

 

 

 

若き薩摩の群像
鹿児島市中央町
（JR鹿児島中央駅東口広場）

 

 

 

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