妙円寺詣り2018の紹介。
今年の秋も、
鹿児島の3大行事のひとつ
妙円寺詣りの日がやってきます。
大河ドラマ「西郷どん」でも描かれました。
若き日の西郷隆盛や大久保利通も、
参加した薩摩の伝統行事です。
妙円寺詣りは薩摩の伝統行事
2018年の妙円寺詣りは、
10月27日(土)・28日(日)の、
両日に徳重神社で行われます。
みんな、伊集院にある、
徳重神社を目指して、
「チェスト! 行け!」
妙円寺詣りとは。
妙円寺詣りとは、
戦国武将の島津義弘公を偲ぶ行事です。
1600年の天下分け目の戦い、
関ヶ原の戦いで、島津勢は、
豊臣方として徳川方と戦います。
劣勢に立たされた島津勢は、
徳川方の敵中を突破して、
薩摩への帰還を果たします。
伊集院駅の島津義弘公の像。
妙円寺詣りは歩いて参加します。
薩摩への帰還は耐え難い苦難でした。
鹿児島城下の武士達は、
この苦難を偲ぶようになりました。
そのために、
薩摩城下から離れた妙円寺まで、
甲冑(かっちゅう)姿で参拝するのです。
現在も心身を鍛えるために、
徳重神社まで歩いて、
参拝するのが習わしとなっています。
甲冑姿で参拝するのが習わしでした。
妙円寺から徳重神社へ。
明治初期までの薩摩では、
妙円寺に参っていましたが、
廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で、
妙円寺は廃寺になってしまいました。
その跡地に建てられた、
徳重神社に島津義弘公を祭神として、
現在も「妙円寺詣り」が続いているのです。
妙円寺詣りは徳重神社に参拝します。
なおその後、妙円寺は、
徳重神社のそばに再建されました。
菩提寺であった妙円寺には、
島津義弘公の位牌も安置されています。
一緒に参拝すると良いですよね。
ふぇすたウォークリー2018が開催。
今年も妙円寺詣りに合わせて、
ふぇすたウォークリー2018が開催されます。
これは鹿児島市内の照国神社から、
徳重神社までの約20qを、
歩いていて参拝するイベントです。
以下の通り行われますので、
参加してみてはいかがでしょうか。
集合場所:照国神社
受付開始:午前7時から
出陣式:午前7時30分(出陣:午前8時)
参加料:無料
途中に関所が4ヶ所あり、
チェックと接待所も用意されます。
途中ある関所には接待所もあります。
スポンサードリンク
妙円寺詣りの様子です。
妙円寺詣りの当日の様子です。
徳重神社には、
遠くからも参拝者であふれます。
徳重神社の境内では、
相撲大会や弓道大会や、
鉄砲隊の発砲演技があります。
鉄砲隊もすごい迫力です。
また、武者行列もあり、
島津義弘公をしのぶ、
様々な「武」が奉納されますよ。
御朱印も楽しみです。
私の場合は、
妙円寺詣りも楽しみですが、
もうひとつお楽しみがあります。
それは、
社務所で頂くことが出来る、
徳重神社の御朱印です。
特に妙円寺詣りの、
日付けが入った御朱印は貴重ですよ。
お土産には伊集院まんじゅう。
そして、忘れてならないのが、
伊集院まんじゅうです。
島津家の家紋の、
丸に十の字が入った、
一口サイズのまんじゅう。
評判の伊集院まんじゅうを、
妙円寺詣りのお土産に、
買われる方も多いのですよ。
妙円寺詣りに行きましょう。
妙円寺詣り2018について、
紹介しましたが、
いかがだったでしょうか。
あなたも鹿児島の3大行事、
伝統の妙円寺詣りに、
参加してみませんか。
徳重神社(とくしげじんじゃ)
鹿児島県日置市伊集院町
駐車場 当日は使えません
JR伊集院駅より徒歩5分
JR鹿児島中央駅より伊集院駅まで、
18分で着きます。
妙円寺詣り当日は臨時便あり
ツイート
スポンサードリンク
かごしまの観光情報サイト