甲突川河畔の島津いろは歌は現代でも通用する教え

島津いろは歌は現代でも通用する教え

 

 

島津いろは歌がある道を歩いてきました。

 

 

鹿児島まち歩きで、
お勧めの散歩道を尋ねられたら、
甲突川沿いの散歩道をお勧めします。

 

甲突川の河畔に建つ、
維新ふるさと館の周辺は、
薩摩の歴史に触れられる道です。

 

その道に建つ石柱には、
島津いろは歌が刻まれています。
この島津いろは歌の内容に驚きました。

 

【投稿日 令和3年5月27日】

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島津いろは歌の石柱の場所

 

鹿児島中央駅前にある、
歴史ロードロードふるさとの道は、
甲突川沿いにある道です。

 

 

歴史ロードふるさとの道を散歩しました。

 

 

道の途中に維新ふるさと館があり、
その横には西郷隆盛らが暮らした、
下級武士の屋敷が再現されています。

 

 

下級武士の家が再現されています。

 

 

その屋敷の先に、
石の柱が飛び飛びに建っています。
石柱には島津いろは歌があります。

 

 

島津いろは歌が刻まれる石柱です。

 

 

島津いろは歌と御中教育

 

薩摩の独特の子弟教育に、
郷中(ごじゅう)教育があります。
目上の者が年下を教える教育です。

 

郷中教育で使われた教科書の一つが、
この島津いろは歌だったのです。
島津いろは歌は暗唱させられました。

 

島津いろは歌の教えは、
西郷隆盛ら下加治屋町に住む偉人達にも、
大きな影響を与えたと思いますよ。

 

 

郷中教育についての案内があります。

 

 

島津いろは歌とは

 

この島津いろは歌は、もともと、
戦国武将の島津忠良公が作りました。
島津家の中興の祖と云われた人物です。

 

後に日新公(じっしんこう)となり、
47首の日新公いろは歌を作りました。
歌には武士の心得が歌われています。

 

いろは歌には武士の心得のみならず、
人としての生きる道も説いています。

 

 

歴史ロードふるさとの道の門です。

 

 

代表的な「い」で始まる歌です。

 

「い」や「ろ」で始まる歌が、
最後の「す」で始まる歌まで、
全部で47首のいろは歌があります。

 

いろは歌の始まりの「い」の歌

 

「古えの道を聞きても唱えても 
我が行いにせずばかいなし」です。

 

 

いで始まる薩摩がもっとも大事にした歌

 

 

意味は昔の賢者の立派な教えや学問も、
口に唱えるだけで、実行しなければ、
役に立たない実践実行がもっとも大事だ。

 

この歌は薩摩藩の金科玉条となり、
子弟教育では実践実行することが、
最も大事な教えになったそうですよ。

 

「ち」で始まる歌もいい。

 

このいろは歌は武士の心得ですが、
現代にも通用する歌もあります。
その一つがこの勉学や芸を勧める歌です。

 

ちで始まるこの歌は、
知恵能は身につきぬれど荷にならず、
人はおもんじはずるものなり

 

知恵や芸能を身につけなさいという歌です。

 

 

知恵や芸能は身につけても荷にならず
邪魔にもなるようなものでない、
多くをならって上手になるべきである。

 

世の中の人は、その人を見て尊敬し、
かつ己の及ばないことを恥じるであろう。

 

大いに勉強してかしこくなりなさいと、
戦に明け暮れた武将が云うのです。
昔の今も芸は身を助けるですかね。

 

 

 

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この歌はビジネスマナーです。

 

思わず笑ってしまう歌もあります。

 

流通(るづう)すと貴人や君が物語り
はじめて聞ける顔もちぞよき

 

たとえ自分が良く知っていることでも、
目上の話は初めて聞くという顔で聞け、
決してその話を知っていることを、
言葉に出したり顔に出したりするな。

 

 

目上の人に気を使うビジネスマナーのよう

 

 

これなんか、目の上の人や力ある人への、
忖度(そんたく)いや気遣いですよね。
まるでビジネスマナーの教えのようです。

 

私は、戦国武将がこんなことを、
言っていたのが何だか可笑しいかった。
しかし現在でも役立つ教えですよね。

 

戦国武将らしい歌もありました。

 

戦国時代の武将らしい歌もありました。

 

廻向(えこう)には我と人とを隔つなよ
  看経はよし してもせずとも

 

死者を弔って極楽往生を祈るには、
敵味方の隔てなく等しく祈りなさい。
読経はしてもしなくてもよいのである。

 

 

島津忠良公が敵味方の区別なく供養した歌

 

 

島津忠良公は、
生涯で幾度も戦いを行いましたが、
戦死者は敵味方区別なく祈りました。

 

現在でも、島津忠良公が建てた、
敵味方区別することなく供養した、
六地蔵塔が残っていますよ。

 

日本遺産に登録された、
加世田麓の別府城にある、
六地蔵塔はこちらで紹介しますね。

 

六地蔵塔がある別府城跡はこちらから

 

加世田麓にある六地蔵塔です。

 

島津いろは歌は面白い。

 

今日の鹿児島まち歩きは、
歴史ロードロードふるさとの道にある、
島津いろは歌の石柱を見てきました。

 

今まで素通りしてきましたが、
ゆっくり読んでみると面白かったです。

 

400年以上前の、
戦国武将が作った歌には、
現代でも通用する教えでした。

 

あなたもこの散歩道を通ったら、
島津いろは歌の一首でも、
読んでみたらいかがでしょうか。

 

もし時間があれば、
隣りにある維新ふるさと館では、
薩摩の歴史が楽しく学べますよ。

 

維新ふるさと館がリニューアル。

 

薩摩の歴史が学べる維新ふるさと館

 

またいろは歌の石柱からは、
西郷隆盛の生誕地が見えますが、
こちらで紹介してますよ。

 

西郷隆盛・従道の誕生地はこちらから

 

維新ふるさと館そばの西郷隆盛の生誕地

 

南さつま市の加世田麓に鎮座する、
竹田神社には島津忠良公が祀られます。
日新公いろは歌の道とお墓があります。

 

島津忠良公を祀る竹田神社はこちら

 

加世田麓に鎮座する竹田神社です。

 

島津いろは歌の石柱
甲突川歴史ロードふるさとの道
鹿児島県鹿児島市加治屋町22

 

 

 

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