異人館は旧集成館事業の関連施設です。

イギリス人技師の宿舎。

 

 

 

鹿児島市内の磯地区には
薩摩藩の別邸の
仙巌園があります。

 

その周辺には
島津斉彬(しまずなりあきら)
が始めた集成館の史跡が残っています。

 

ここでは
集成館事業の関連施設である
異人館を紹介しますね。

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異人館はモダンな洋館。

 

史跡の中でも、建物として、
現存しているものに、
異人館があります。

 

偉人館は日本でも、
初期に作られた、
木造のモダンな洋館です。

 

ここでは、多くの方が訪れる、
観光スポットでもある、
異人館を紹介しますね。

 

 

駐車場の向こうに異人館が見えます。

 

 

集成館事業が始まり。

 

島津斉彬が、
始めた集成館事業は、
西洋の列強に負けない、
日本を作ろうとしたものです。

 

富国強兵を柱に、
強くて豊かな国造りを、
目指した斉彬でしたが、
志半ばで急逝(きゅうせい)します。

 

亡くなった後に、
薩英戦争が勃発します。

 

薩英戦争で、
西洋との力の差を感じた、
島津久光と藩主の忠義。

 

 

異人館はモダンな木造の洋館。

 

 

斉彬の遺志を引き継ぎ、
集成館事業を、
さらに進めようとします。

 

 

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イギリスの技術者を招く。

 

そんな事業の一つに、
紡績事業がありました。

 

島津斉彬の頃から、
織物を作る産業である紡績は、
日本の近代化には、
重要であると考えていました。

 

そこで、日本で初めての、
洋式の紡績工場
を磯地区に作ったのです。

 

工場を稼働させるために、
イギリスから紡績機械を購入して、
技術者を招き技術指導を受けました。

 

 

旧鹿児島紡績所技師館。

 

 

国の重要文化財に指定。

 

そのイギリスの技術者達の、
宿舎として異人館を建てたのです。

 

そのために別名は、
旧鹿児島紡績所技師館と呼ばれます。

 

その造りは木造2階建ての、
モダンな洋館で、
当時の日本にしては珍しい建築でした。

 

 

技術者達は自国の生活スタイルで。

 

 

建てられた時は、
四方に開放のベランダを、
すえたコロニアルスタイルでした。

 

日本の初期の西洋建築で、
現存している物としては珍しいために、
国の重要文化財にも指定されました。

 

 

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時代の荒波を受け続けました。

 

幕末の政情に不安を感じた、
イギリスの技術者達は、
1年足らずで帰ってしまいました。

 

その後、偉人館は、
西南戦争での、
薩摩軍の仮病院にもなりました。

 

激戦の軍事施設として使われた、
異人館が良く残ったものですね。

 

 

各部屋には案内文がありますよ。

 

 

鶴丸城跡地に移築され、
中学造士館の、
教官室としても使われました。

 

その後に、
再び現地に戻されています。
移築のたびに少しづつ改装されました。

 

紡績工場は、
現在はありません。

 

異人館は残っていて、
産業革命の関連遺産として、
重要な施設になっています。

 

 

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日本の大工さんが作りました。

 

偉人館は、
建物の中も見学できます。

 

技術者達が使っていた、
家具等も再現されて、
当時の生活の様子が見られます。

 

異人館をつくったのは、
日本の大工さん達でした。

 

西洋の建物を初めて作った、
大工さんの工夫の跡が、
あちこちに見られます。

 

ボランティアガイドがいます。

 

そのあたりを、
説明してくれるのが、
ボランティアガイドの方です。

 

ただし、ガイドさんが、
常駐しているのは、
土・日・祭日と限られますけど。

 

でも説明を受けると、
「なるほどな」と思いますよ。

 

ボランティアガイドさん。

 

専用の無料駐車場もありますので、
磯地区にお越しになりましたら、
異人館を訪ねてみてくださいね。

 

偉人館(旧鹿児島紡績所技師館)
鹿児島市吉野町磯9685-15
TEL 099-247-3401

 

料金    一般200円
営業時間  8:30〜17:30 無休
カゴシマシティビュー
「仙巌園」下車徒歩3分

 

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